仕事をしながら転職活動する人のための賢い転職術

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仕事をしながら転職活動

会社員が転職する場合、主に経済的なリスクを避けるため、現在の仕事を続けながら転職活動を行うのが一般的です。

ただでさえ仕事で忙しい現状に、転職活動の負荷が加わることを想像するだけで、気が滅入る転職希望者も多いと思います。

しかし実際には、忙しくても効率良く転職活動を行い、転職を成功させることは決して難しいことではありません。

この記事では、筆者が転職エージェントで多くの転職希望者と関わった経験から導き出した、効率的に転職活動を行うコツをご紹介します。

効率的に転職活動を行うためには、次の2点を前提として意識することが大切です。
 
1.転職活動の全てを自力で行う必要は無い。上手に外部のリソースを活用する

2.心身共に無理をし過ぎないように、セルフコントロールする

これら2点を念頭に置いて、これから解説する具体的な方法を読んでみて下さい。

1.外部のリソースをフル活用する

忙しい方が活用できる代表的な外部リソースとして挙げられるのは次の2つです。

  • 転職エージェント
  • 転職サイト

どちらも無料で利用できるところがほとんどで、忙しい方でも利用しやすいよう、インターネット上のサービスが充実しており、営業時間についても配慮がなされているので、安心して利用できます。

両者の特徴について、続けて解説します。

忙しい方に最もオススメ!転職エージェント

転職エージェント
時間に余裕が無い方の転職活動の助けになるのは、何といっても転職エージェントです。

転職エージェントを利用する最大の利点は2つです。

  1. 作業負担が大幅に減り、本人がやるべきことに集中できる
  2. 転職のプロから、客観的な意見や助言を得ることができる

転職エージェントが代行してくれること

次に挙げる作業は全て転職エージェントに任せることができ、転職希望者本人は大きく負担を減らすことができます。

  • 求人情報検索
  • 企業情報の収集
  • 応募書類の送付
  • 面接日程、入社日の調整
  • 年収など待遇についての交渉

なかでも求人情報については、一個人で収集するより遥かに多い情報量を転職エージェントは持っているので、利用しない手はありません。

登録時に、面談(カウンセリングとも呼ばれます)を受ける必要がありますが、忙しい方に配慮して、夜間や休日も対応するエージェントがほとんどです。

時間の都合がつかない場合は、電話でのカウンセリングにも対応してもらえるはずです。

客観的な意見と助言がもたらす効果

事務作業は転職エージェントへ任せるとしても、転職希望者本人は、自己分析やキャリアプラン作成、応募書類作成といったことに時間をかけて取り組まなければなりません。

とても大切なことなのですが、不慣れな方にとっては負担が大きく感じられるかもしれません。

そんな時も、転職エージェントが応募書類の添削をしてくれたり、相談に応じてくれるので安心です。

担当キャリアアドバイザーとの面談、メールや電話での相談を通じて、継続的にアドバイスを受けながら転職活動を進めることができます。

転職活動中は疑問や不安が発生しやすいので、その都度解消していけるのは心強いですし、前向きな気持ちを保っていけるのはうれしい効果と言えるのではないでしょうか。

自分に合うエージェントの選び方などがわかるこちらの記事もオススメです。
転職エージェントとは?利用前のよくある疑問や不安を解決します!

マイペースに進めたい人にオススメ!転職サイト

転職サイト

転職サイトは、企業の求人広告が多数掲載されているインターネット上の媒体で、転職エージェントは介在せず、個人が応募したいと思う求人に、サイトを通じて自由に直接応募することができるものです。

転職サイトにはこんな利点がある

  • 一度転職サイトに自分の情報を登録すれば、応募の際はその情報を使って簡単に応募ができる
  • 面接に進むまでは自分のペースで、全て進められる
  • 応募したい求人があれば自由に何件でも応募できる
  • 転職に役立つノウハウが多数掲載されている
  • スケジュール管理に役立つインターネット上のツールが充実している
  • 匿名の経歴を公開し、企業から直接スカウトを受けることもできる

企業の採用面接に進むまでは、基本的にインターネットのみで進めることができるので、忙しい方には便利なツールで、自由度も高いので、マイペースに転職活動を進めたい方に向いています。

転職サイトを使う場合の注意点

転職サイトの注意点
求人企業からのスカウトを受ける設定にする場合、匿名情報が求人企業側からも検索されることになります。

氏名などの個人情報は伏せられているとは言え、経歴などから個人が特定されてしまうリスクも無いとは言えません。

現在の勤務先など、転職活動をしていることを知られたくない企業がある場合は、自身の情報にアクセスできないように必ず除外設定しておきましょう。

他にも、転職サイトで複数の求人に並行して応募する場合など、応募書類の送付や面談日程調整などの作業負担が大きくなることもあります。

ミスの無いように、進捗管理に細心の注意を払うように気を付けなければなりません。

転職エージェント、転職サイトそれぞれの特徴を理解いただけたでしょうか。
ご自身の性格や状況に合うものを選択して活用してみて下さい。

2.心身共に無理をし過ぎないようにセルフコントロールする

外部のリソースを活用することと同じくらい重要なのが、無理をし過ぎないように自制することと私は考えています。

キャリアアドバイザーとして働いていた頃、とても良い方法を転職希望者から逆に教えてもらうこともありました。
それらを交えてオススメの方法をご紹介します。

オンとオフをきっちり切り替える

オンとオフの切り替え
転職活動中は、家に帰ってから食事をしながらメールを読んだり、休日に家族と出かけているのに求人情報をチェックするなど、オフの時間にも作業を持ち込む方もいます。

しかしオフの時間に仕事や転職のことを持ち込むことが続くと、心身が休まりにくく、次第に心に余裕が無くなってきます。そして仕事や転職活動、私生活にも悪影響を及ぼし始めてしまうのです。

忙しければ忙しいほど、オンとオフを意識的に区切るようにしてみて下さい。

オンとオフの切り替えには次のような方法が有効です。
 
(1)まずスケジュールを立てて、タスクを洗い出す
(2)仕事が終わったら静かな場所で転職活動をしてから家に帰る
(3)朝、出社する前に喫茶店で転職活動をする
(4)面接は夜にお願いする

では、項目毎に解説します。

1.まずスケジュールを立てて、タスクを洗い出す

人は期限が決まっていないと、作業をずるずると後回しにしたくなる生き物です。まず自身で転職活動の期限を決めてしまいましょう。

期限が決まったら、タスクを洗い出してスケジュールに当てはめていきます。こうすることで作業漏れを防ぐことができるほか、作業量が見えてくることで、オンとオフが区切りやすくなります。

転職に不慣れな場合は、細かいタスクの洗い出しに苦労することが予想されます。

転職サイトで情報を調べながら進めることもできますが、転職エージェントを利用してキャリアアドバイザーと共に進める方が、安心感があるという面で優れています。

2.仕事が終わったら静かな場所で転職活動をしてから家に帰る

自宅に帰ったら、ゆっくりテレビを見たり、家族と食事を楽しんだり、心地よく過ごせるように、家には転職活動を極力持ち込まないことをオススメします。

私物のパソコンを持ち歩き、仕事が終わったらインターネットが使える喫茶店などに寄れば、静かな空間で集中して効率よく転職活動を行うことができます。

特に小さなお子さんをお持ちの方は、意識的に静かに集中できる時間を確保することで、転職活動と親子で過ごす時間を両立させやすくなります。

3.朝、出社する前に喫茶店で転職活動をする

前項と似ていますが、朝に強い方にオススメの方法です。モーニングサービスのある喫茶店に出社前に寄り、朝食を兼ねて転職活動を行います。

日中、仕事に集中でき、心身への負担が軽減するほか、朝のうちにメールを出しておけば、夜に返事が届くことが多いので効率よく話が進むというメリットもあります。

4.面接は夜にお願いする

仕事をしながらの転職活動で悩ましい問題のひとつに、面接の時間を捻出することが挙げられます。

有給休暇を取れれば一番良いのですが、休暇が取りにくい場合は、面接を受ける企業に事情を説明し、夜に面接を設定してもらいましょう。

「夜に面接をお願いして、印象を悪くしてしまわないか?」と心配することはありません。中途採用をする企業が、相手の事情を考慮して面接を夜に設定するのはよくあることです。

転職エージェントを利用している場合は、面接時間についても転職希望者の代わりに企業へ交渉してもらうことができるので安心です。

仕事をしながらでも大丈夫!

仕事をしながらの転職も大丈夫
ここまで解説してきたように、転職活動は仕事をしながらでも問題なく行うことができます。

しっかりしたスケジューリング作業が前提にあってこそ、外部のリソースも活かされ、オンとオフの切り替えも実現できるようになります。

転職活動の期限を決めることが転職成功への第一歩です。忙しい人はぜひこの記事を参考にして取り組んでみてください。

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