第二新卒でも大手企業に就職できるの?

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第二新卒から大手企業

いわゆる大手企業は給与水準が高く、待遇も手厚く安定して長く勤められるイメージが強いので、根強い人気がありますよね。

できれば大手企業に勤めたいと願う第二新卒の方は多いと思います。

「東証一部上場」などの上場企業に第二新卒で就職するにはどうしたら良いのでしょうか。

私も大手企業で働きたいけど、新卒でないと厳しいのでは?
 
第二新卒でも大手企業を目指せるのかしら?
はい。第二新卒の方でも大手企業に入社するチャンスは十分にあります。
大手企業の第二新卒採用状況など、役に立つ情報をお伝えしますね。

第二新卒にチャンス到来中!

第二新卒採用チャンス

「石の上にも三年」ということわざが象徴するように、忍耐を良しとする風潮が日本では根強いため、第二新卒は「早期にやめてしまった根性が無い人」というネガティブなイメージを抱かれやすいのは事実です。

一昔前では第二新卒を受け入れる企業は少数派でしたが、現在は様変わりして、大手企業も積極的に第二新卒を採用し始めているのです。

それはなぜでしょうか?

若年層の採用競争が激化している

リクルートワークス研究所の調査発表によれば、2018年3月卒業予定者の大卒求人倍率は1.78倍。
(日本国内の民間企業の求人総数は、75.5万人。学生の民間企業への就職希望者数は、42.3万人。)

少子高齢化により、学生数が減っており、学生側の売り手市場が続いています。

数少ない学生に対して企業が争奪戦を繰り広げますので、新卒採用で十分な人数を確保できない企業が増加しています。

また新卒で就職した人材のおよそ30%は数年以内で退職し、いわゆる第二新卒化すると言われています。

このような理由から一部の超人気企業を除けば、企業は慢性的に若年層の人材不足に直面しており、第二新卒採用を行う動きが大手企業においても活発化して来ているというわけです。

BtoB企業が狙い目

大手企業の中でも、第二新卒にオススメしたいのが、いわゆる「BtoB企業」と呼ばれる、法人を相手に事業や商取引を行っている企業です。

BtoB企業って言われても企業名がパッと思いつかないわね。
何となく地味なイメージがあるし。
だからこそ狙い目なのですよ。
東証一部上場企業でも、一般的な知名度が低い優良企業はたくさんありますからね。

BtoB企業の魅力

BtoB企業と第二新卒

  • BtoC企業に比べて知名度が低いため、求人への応募者が集まりにくく、競争率が相対的に低い。
  • 取引が長期に及ぶことが多いため、業績が安定しやすい。
  • BtoBの上場企業には、特定の分野で世界的にも高いシェアを誇る企業も少なくない。
これらがBtoB企業を私が第二新卒にオススメする理由です。
業績の安定は働きやすさに直結しますので、職場環境も良好なところが多いですよ。

建設資材メーカーや、電子部品メーカー、素材・材料系のメーカーなど、一般に社名は知られていないものの、業績が堅調な企業は少なくありません。

あえて難点を言うならば、BtoB企業の求人は見つけにくいのですが、会社四季報などをしっかり読み込むことで、思わぬ優良企業を発見できると思います。

第二新卒でも学歴フィルターはあるの?

出身大学のランクによって、書類選考時点で選別を行う、いわゆる学歴フィルター。

第二新卒の採用においても、BtoCの人気企業や、総合商社や大手都市銀行、マスコミなどでは学歴フィルターが厳然と機能しています。

人気企業は応募者数が多いので、採用の効率上これはやむを得ないとも言えます。

トップクラスの大学の卒業生以外は、学歴フィルターは就職・転職時の障壁となりがちです。

あぁ・・私は大手企業にはきっと門前払いされてしまうわね。
あきらめるのは時期尚早ですよ!
全ての大手企業が学歴偏重では無いですからね。

では実際就職活動の中で、どのように学歴フィルターへの対策を取れば良いかを解説します。

1.自分の出身大学の卒業生(OB・OG)の就職先をチェック

もし応募したい企業が定まっている場合は、出身大学の就職課で、OB・OGの名簿をチェックするのが手っ取り早い方法です。

過去に採用された実績があれば、学歴フィルターを通過できると考えて良いと思います。

残念ながら採用実績が無い場合は、書類選考で落とされてしまう可能性が高いと考えて下さい。

(マイナーな企業の場合は、そもそも応募実績が無い可能性もあるので、この方法は対象が有名企業の場合に有効です。)

どうしても入りたい企業があって、現在の学歴では厳しそうな場合は、有名大学の大学院に入り直し、修士資格を取得してから再度チャレンジという手もあります。
 
民間企業のみに対象が限られますが、使えるコネがあるのならフル活用してコネ入社する手も!

2.隠れた優良企業を探す

学歴フィルターと企業

2017年8月現在、東証一部上場企業は、2,014社。東証二部上場企業は526社。

マザーズやJASDAQなどを加えれば、上場企業総数は3,559社に登ります。

上場企業の中で、誰もが知っている人気企業というのは案外少ないものなのです。

優良企業にも関わらず知名度の低さゆえに応募者が集まりにくい上場企業の採用現場では、学歴フィルターなどとは言っていられないシビアな状況です。

そこを狙って応募するのが学歴フィルターへの対策として有効と言えます。

試しに日本取引所グループのWEBサイトで、銘柄一覧を見てみて下さい。
東証一部上場の銘柄でも、聞いたことの無いような企業名が多数と感じることと思います。

さきほどオススメしたBtoB企業も、知名度が低いところは学歴フィルターがあまり機能していないところが多いはずです。

3.大手グループ企業を候補に入れる

本体の企業は、厳しい学歴フィルターがある場合でも、そのグループ企業であればそこまで厳しくないケースがほとんどです。

やはり本体と比べて、求人への応募者が集まりにくいためです。

比較的就職しやすいグループ企業でも、入社後は本体と同様の福利厚生サービスを受けられるなど、スケールメリットを享受できるのがうれしいところです。

少し視野を広げて大手グループ傘下の企業群にも目を向けてみるのも一手と言えます。

今、最も入りやすい業種はココ!

第二新卒が入りやすい業種
結論から言えば、「建設業」と「流通・小売業」が現在最も採用意欲が強い業種です。

理由は2つ挙げられます。

1つ目に近年、慢性的な人材不足に悩まされている業種であること。

2つ目に、もともと学歴フィルターがさほど強く無い業種で、採用難から更に低くなっている可能性が高いこと。

特に建設業は、震災復興に加えて、オリンピック特需、全国のインフラ整備・修繕、各地の再開発事業などで人も資材も足りていません。

建設業、流通・小売業に興味がある第二新卒は大手も含め、就職できる可能性が高いと考えられます。

大手かつホワイト企業を探すには?

ここまでの解説で、思っていたよりも、第二新卒で大手企業に就職できる可能性が高いことがおわかりいただけたのではないかと思います。

しかし中小企業やベンチャー企業における割合に比べれば少ないものの、大手企業にもブラック企業と呼ばれるような職場環境が無いとは限りません。

特に第二新卒の方は、今度こそ失敗したくないという気持ちが強いはず。

大事なことは企業の内情を予めよく調べ、自分に合う企業かどうかを判断することです。

では、大手企業で、職場環境や社風も自分にマッチする”ホワイト企業”に就職するにはどうしたら良いのでしょうか?

情報収集には第三者も活用して

なるべく正しい判断をするためには、いかに多くの情報を集められるかが肝になります。

一個人での情報収集にはどうしても限界があるので、「就職支援サービス」を活用して就活・転職をする方法をご紹介します。

聞き慣れないサービス名だと思いますが、ハローワークの民間バージョンと考えるとわかりやすいと思います。
ちなみに全て利用無料です。
 
下の図のように、厚生労働省の許可を得た民間職業紹介事業者(転職エージェントや人材紹介会社と呼ばれる)が、就職希望者と求人企業の間に立って、就職を取り持つ役割を担います。

転職エージェントとは

就職支援サービスを利用すると、希望にマッチした企業を紹介してもらうことができますし、企業の情報を非常に詳しく教えてもらうことができます。

若年層が継続して安定的にキャリア形成をしていける企業に限って紹介してくれるため、ブラック企業対策として有効です。

無料で利用できるならチェックしてみようかな。

就職支援サービスでは、無料で次のような支援を受けることができます。

  • 履歴書や職務経歴書のアドバイス、添削を受けられる
  • キャリアアドバイザーとのキャリアカウンセリングを受けられる
  • 最適と思われる求人情報を紹介してもらえる
  • 個人では集められないような詳しい情報を提供してもらえる
  • 一般には公開されていない非公開求人を紹介してもらえることもある
  • 面接に関するアドバイスを受けられる
  • 採用考査から入社に至るまでの企業とのやり取りを代行してもらえる
  • 年収や待遇などの交渉も行ってもらえる

興味のある方はこちらのページもチェックしてみてくださいね。
第二新卒の転職・就活におすすめの転職エージェント

大手企業に第二新卒で就職する方法

最後に、大手企業に第二新卒で入る方法についておさらいしてみましょう。

  • 大手企業の中でも狙い目は、BtoB企業。(またはBtoC企業でもマイナーな企業)
  • 学歴フィルターに引っかかりそうな場合も、BtoB企業をはじめ、一般的な知名度の高くないところを狙う
  • 大手グループの企業も学歴フィルターはきつくない
  • 建設業、流通・小売業は、特に人材不足のため採用意欲が非常に高い
  • 就職支援サービスを活用して、情報収集をしっかり行うと更に安心!

これらを念頭に置いて、求人を探してみて下さいね。

あなたにぴったりの大手企業の求人が見つかりますように!!

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