大学中退の「学歴の壁」を突き抜けるためのアイデア

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大学中退、学歴の壁

大学中退者は就職活動で学歴の壁にぶち当たることが多いと思います。

「思っていた以上に、学歴の壁は手強いものだ。」と感じることもあるのではないでしょうか。

就職活動で不利にならないために、「学歴の壁」を突き抜けるアイデアについてご紹介します。

学歴を重視しない業種や職種をターゲットとする

新卒での就職の際には、「大卒以上」などという学歴の条件がよくありますが、中途採用では、学歴が求められる業種・職種と、そうでない業種・職種が分かれています。

そのため、学歴で不利にならない業種・職種の中から就職先を検討するのも良いアイデアです。

学歴を重視しない業種や職種

学歴を重視しない業種や職種について解説します。

業種では、「旅行関連・レジャー」「小売・外食」「IT」、
職種では、上記の業種での募集職種に加えて、「クリエイティブ系職種」「建築系技術者」などが主に該当します。

これらの業種や職種では、学歴に関係無く、実力次第で出世も叶うのが大きな魅力。

該当する業種・職種に合う資質がご自身にあり、その業種や職種に関心が強い場合はチャレンジする価値があるはずです。

ではもう少し具体的に、それぞれの業種、職種でどのような資質が求められているかを見ていきましょう。

学歴の代わりに重視されるポイントを知ろう

学歴の代わりに重視されるポイント

旅行関連・レジャー、小売・外食業界では、コミュニケーション能力やホスピタリティなど接客に必要な資質が求められます。

土日祝日が休めないことも多いので、そういった事情に対応できるかも重要です。

IT業界では、アルゴリズムやプログラミング言語、ハードウェアに関する専門知識や技術力が重視されます。

どれだけ知識や技術があるか、そしてその後も知識を吸収し続けていけるかが大切です。

クリエイティブ系職種では、センスやスキルが重視されることに加え、制作をスムーズに進めるためのコミュニケーション能力も求められます。

建築士や施工技術管理者などの建築系技術者も、資格や現場経験が重視されるため、学歴はあまり関係ありません。

↓ 建築系技術者に興味がある方はこちらの記事もどうぞ ↓
資格を武器に建設業界へ未経験で転職する

このように、仕事上で必要な技術や知識が学歴と直接関係が無い仕事は、大学中退者にも広く門戸を開いています。 
興味がある仕事があれば、ぜひチェックしてみてくださいね。

学歴を重視する業種・職種

学歴を重視する業種・職種についても知っておきましょう。

業種では「総合商社」「金融・保険」「教育」「コンサルティング」、
職種では、「金融関連専門職」「コンサルタント」「不動産関連専門職」「医療系専門職」などが学歴を重視します。

総合商社や金融・保険業界は、古くから学歴を重視する傾向がとても強く、中途採用でも学歴を重視する傾向にあります。

特にコンサルティング業は企業の経営を効率化したり改善したり、また、IT化によって業務効率をアップさせたりするといった業務の性質上、豊富な知識や高い論理的思考、問題解決能力が求められ、学歴で資質をある程度判断するのです。

このように、もともと学歴を重視する業界は大学中退者にはかなり敷居が高いと言えます。
 
どうしてもこれらの業界で働きたい場合、もう一度大学に入学するか編入するなどして、学歴を手に入れるのが近道と言えそうです。

人事評価制度が成果主義の企業に入社する

人事評価制度が成果主義

企業の人事評価制度を調べて成果主義の企業を選ぶのも良いアイデアです。

企業には人事評価制度がそれぞれありますが、その制度の在り方は様々。

「人事評価制度なんて名ばかりで、ほぼ年功序列」
「人事評価制度はあるが、実質担当の上司の考えによって決まる」
「完全なる実力成果主義」
など、いろいろな企業があります。

年功序列の企業の場合、最初の学歴が高い人がいたら、その人がいる限り定年まで追い越すことができません。

課長や部長などの管理職クラスのポストも、上の人が居座れば自分には回って来ず、大学中退で入社すると出世しづらいと言えます。

年上の人に可愛がられるタイプの人なら、「人事評価制度はあるが、実質担当の上司の考えによって決まる」企業が向いています。

「その企業でしっかり実力をつけて、学歴の差なんかいつかひっくり返して見せる!」という気概のある人なら、「完全なる実力成果主義」の企業がピッタリです。

企業の人事評価制度や社風によって、出世の在り方は全く異なりますから、自分に合ったタイプの企業を選ぶことが重要です。

大企業は最初から学歴主義で年功序列のところも多いですが、中小企業やベンチャー企業などには、学歴を問わず本当に実力のある人を求めるところが意外とあります。
 
就活の際は、企業規模を問わずに行うのも良いアイデアです。

大学中退者向けの就職支援サービスを利用する

前項までで解説した、学歴を重視しない業種・職種をターゲットにしたり、評価制度が成果主義の企業に入ったり、というやり方は有効ではあるものの、個人で情報を集めるのは大変なことです。

大学中退者に対応した就職支援サービスがあるのはご存知でしょうか。

就職支援サービスとは、厚生労働省の許可を得た職業紹介事業者によるサービスで、簡単に言うと、就職を希望する方に、希望条件にマッチする求人企業を紹介し、入社に至るまで全般的なサポートをしてくれるものです。

就職希望者の費用負担は一切なく、全てのサービスを無料で受けることができます。

<就職支援サービスの流れ>
就職支援サービス

大学中退というハンデを抱えて就職活動を個人で行うと、焦りが生じやすいのがリスクと考えて下さい。
 
大学中退者向けの就職支援サービスを利用して、プロの力を借りるのも賢明な判断と言えます。

大学中退者におすすめの就職支援サービス

学士の資格を取得して大卒になる

学士資格取得

「希望する就職先が、学歴重視の業種、職種」
「大手企業に就職したい!」
こうした希望を持っている大学中退者は、希望する進路をあきらめなければいけないのでしょうか?

実際、学歴社会の金融業界や総合商社などに大学中退で入ることは、かなり困難です。

そこで、「学士を取得して大卒になる」というアイデアもご紹介します。

学士資格を取得するには?

これは、ある一定の条件を満たしている人が「独立行政法人 大学評価・学位授与機構」というところを利用して、学士の資格を取得する方法です。

学士の資格を取得する流れは以下の通りです。

  1. 基礎資格があるかを確認する
  2. 所定の単位を修得する
  3. 学修成果を作成する
  4. 申請する
  5. 試験を受ける
  6. 審査を受け、合格したら学位を授与される

この試験を受けるには指定の条件を満たす必要がありますが、そのうち、

「大学に2年以上在学し、62単位以上を習得した」という条件には、大学中退者の場合当てはまる方も多いはずです。

「2年も大学にいなかった」「62単位も取ってない」と言う人は、除外されてしまうのですが、もし条件を満たしていればチャンスがあります。

基礎資格が認められれば、大学などで履修生として所定の単位を修得し、上記の機関に申請して認められれば学位の取得を得ることができるのです。

試験は年に2回、試験会場は東京と大阪のようです。

興味があれば、詳しく調べてみてくださいね。

新しいことを学び、価値を高める

新しいことを学ぶ

新しく何かを学び、自己の価値を高めて、大学中退というハンデを跳ね返すのも良いアイデアです。

実際に新たな能力が得られることはもちろん、前向きな姿勢が就活の際に企業から評価を受けやすいので、その取り組み自体も良いアピール材料になります。

新たに何を学ぶかは目標などによって人それぞれですが、ご参考までに私のオススメを次に紹介します。

語学力を高める

日本の人口減による内需低下や労働人口の低下に伴って、海外に工場を設立したり、海外にマーケットを広げたりすることが、死活問題になっている企業は増えています。

そんな中、英語力はもちろん、中国語や東南アジアの言語などの語学力を持つ人材が不足しています。

大卒という肩書が無くても、語学力がある人材は語学力の無い大卒の人材よりも実際にははるかに需要が高いはずです。

大卒者のTOEIC点数は平均で400点ほどと言われますが、一般的な企業で求められる水準は600点、外資系企業やグローバル企業なら800点以上が目安です。

まずは600点を目指して英語を勉強してみてはいかがでしょうか?

大学を中退していると勉強時間は取りやすいですし、まだ若いのですから集中力や記憶力、適応力があるはずです。

近年では無料で学習できるオンラインサービスやアプリも多数!

学ぼうという意思と、コンピューターやスマートフォンがあれば、金銭コストはかけずに気軽に学ぶことができるのでぜひ挑戦してみてください。

とはいっても、TOEICで600点を取るまで就職活動はしないというのでは、無職の期間が長くなり、かえって良くありません。
語学の勉強は、就職活動と並行して行うのがGood!

IT系の専門知識を身につける

IT専門知識

IT系の仕事をするためには、プログラミング言語やハードウェア、ソフトウェア、ネットワークやデータベース、アーキテクチャーなどの様々な知識が必要になります。

新たな技術や言語が次々と生まれますから、それに対応するために常に知識を吸収し続けなければなりません。

ITの専門知識はパソコンとソフトウェアやテキストなどがあれば、誰でも勉強することができます。

ですから他の仕事の勉強よりも、IT系の勉強は簡単に始められるのです。

もしIT系の仕事に興味があるのなら、必要な知識をしっかり勉強しておくことで、就職にかなり有利になります。

語学力も同様ですが、仕事で実際に使いながら勉強するのが最も効率良く学べます。

そのため基礎的な知識を吸収したら早期に就職する方が、より高度な技術を早く習得することが可能です。

専門学校に入りなおす

独学で勉強することが難しい場合、専門学校に入る方法もあります。

資金は必要ですが、金銭面の都合がつき本人にやる気があれば、就職に有利な資格やスキルを得ることができますし、最終学歴も専門学校卒になります。

栄養士や介護士、IT系や機械・電子系など、様々な種類の専門学校がありますので、自分の志向に合うことはもちろん、就職率の高い専門学校を選んで下さい。

企業とのつながりが強く、その専門学校を良好な成績で卒業すれば、関係先企業に就職することができるというところをできれば選びたいものです。

まとめ

学歴の壁まとめ

大学中退者はぶち当たる学歴の壁を突き抜ける方法について解説してきました。

  • 学歴を重視しない業種や職種をターゲットとする
  • 人事評価制度が成果主義の企業に入社する
  • 学士の資格を取得して大卒になる
  • 新しいことを学び、価値を高める

この中で、「使えそうだ!」と思う方法はあったでしょうか。

特に新しいことを学び、価値を高めるのはどなたでも取り組みやすいことですが、あくまでも就職活動と並行して行うのがポイント!
 
自分の能力を伸ばすだけでなく、前向きな姿勢を表す取り組みとして企業にも好印象を与えられて、お得です。

大学中退というハンデにくじけず、就職活動は工夫で乗り切っていきましょう!応援しています!

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