【書評】入社3年塾は20代だけじゃなく30代でも読んでおきたい本

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
入社3年塾
元マッキンゼーで「ゼロ秒思考」「A4メモ書き」の赤羽雄二さんが、新入社員向けに「入社3年塾」という本を出版されたのですが、この本の内容がとても良いんです!
 
20代30代のうちはバイブルのように使える本ですので、このページでその活用方法を解説していきますね!

この本の良さを一言で言うと、
「会社や組織で仕事をする上でマスターしておきたいスキル、考え方が網羅されていること」
です。

ですから、この本に書かれていることを数年間かけて身に付けていくことで、どこの会社に転職しても活躍できるビジネスパーソンになれる土台を築くことができるのです!
※さらに大活躍する為には「専門的なスキルや業界や会社が成長していること、運」などが必要ですね

また、本のタイトルは「入社3年塾」とありますが、書かれている内容を実践できておらず会社や組織で、

  • 仕事ができない人
  • 一緒に仕事しづらい人

だと思われて「仕事しづらい状況」になっている30代・40代・50代はたくさんいると感じます。

「入社3年塾」は年齢に関係なく役に立つ本だと思いますので、ひとまず年齢とプライドを少しの間だけ脇に置いて、一読してみることをお勧めします!

入社3年塾を確実に自分の血肉にする読み方

「入社3年塾」はサラッと一読して置いておくのはモッタイナイ本です。
確実に自分の中に吸収する為に、お勧めの活用方法を紹介していきますね!

(1)まずは一読する

まずは最初から最後まで通しで読んでいきましょう!
全体像を把握することで、自分の中で、

  • できてる(二度読みする必要がない)
  • できてない

部分が明確になります。

最初の一読目で「できてない・興味がある」と感じた部分は、自分の好きな方法で構わないので、蛍光ペンやフセンを使って、後でチェックできるようにしておきましょう!

今の時点で目に止まらなかった項目は、現時点では課題と感じていない部分ですのでスルーしてしまって構いません。

(2)できてない部分の対策を考える!

例えば、P29にある「2×2のマトリックス」のフレームワークを使いこなせてないので、仕事でも使えるようになりたいと思ったとします。

「2×2のマトリックス」について簡単に説明すると、
代表例としては、仕事を「緊急度×重要度」の2軸で切って、優先順位を整理する使い方です。

2×2マトリックス

上画像のように、各仕事(タスク)を「緊急度×重要度」の2軸で分類すると、

  • 緊急かつ重要
  • 緊急だけど重要でない
  • 重要だけど緊急でない
  • 重要でも緊急でもない

という4枠に分けることが簡単にできます。

また、視認性も良いので自分が理解しやすいだけでなく、上司や部下への共有にも使えるとても便利なフレームワークです。

2×2のマトリックスをどうしたら使えるようになるか?

まずは、Googleで検索したり、amazonで関連書籍をチェックしたりしますよね。
そのようにして、普段通りに当たり付けして、

  • 専門書があれば読む
  • セミナーがあれば参加する
  • 会社の先輩など周囲の人に聞いてみる

のように深掘りしていけば良いのです。

今回の例では、解決策として同じく赤羽さんの、

  • マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング
  • ゼロ秒思考[行動編]

などの書籍で、「2×2のマトリックス」について詳しく解説されていることを調査で突き止められると思います。

そうしたら、それらの書籍を専門書として読んで、あとは実践に移しながら理解を深めていけば良いということですね。
そのあたりは他の勉強方法と変わりません。

大事なのは「入社3年塾」の網羅性を活用して、学習のキッカケを早めに作るということなのです。

(3)あとは仕事や人間関係で悩んだタイミングで目次を見る

2回目以降は、何度も最初から最後まで通しで読むというより、仕事や人間関係で悩んだタイミングで「目次」を見ましょう!
 
「入社3年塾」の目次は本当に良く網羅されているので、何かしら自分の悩みを解決する上でのヒントとなるはずです。

例えば、仕事をしていると、

  • あなたの話はロジカルではない
  • ホウレンソウができてない
  • 仕事で「PDCAをうまく回せていない」

などと言われたり、

  • 上司からパワハラ・モラハラ・セクハラを受ける
  • どうも自分は周囲とうまく人間関係を築けない(仕事での成長にも支障がで始めている)

のような悩みにぶつかることもあると思います。

その時に「入社3年塾」の目次をチェックしてみてください。
何かしらヒントとなる章が見つかるはずです!

入社3年塾の目次

該当する項目を読んで、そこで解決するならそれでOKですし、「もう少し詳しく調べてみたい」と思ったら、上記の(2)に戻って専門書などで深掘りしていきましょう。

他のビジネス書のようなありきたりなことが書かれていない!

「入社3年塾」をお勧めする理由、活用方法を解説してきましたが、もう一つ付け加えるなら、他のビジネス書によくありがちな、

  • きれいごと
  • ありきたりなこと

があまり書かれていないということです。

例えば、、

マッキンゼーなのにロジカルシンキングにこだわっていない

近年の「ロジカルシンキング」ブームもあって、

  • もっと論理的に話してよ
  • もっとロジカルに説明して

のように、自分が理解できないからと言って、相手の説明下手を責めるような人も増えてきましたよね。

「入社3年塾」では、そのような物言いをする人たちのことを「攻撃的」「意地悪」と切って捨てています

また、話は「相手がなるほど」と思えれば十分で、無理にロジカルに話す必要はないと書かれています。

元マッキンゼーの人に言われると安心できますし、他のビジネス書なら絶対に「ロジカルシンキング必須、ロジカルに話そう!」と書かれていますよね。

こういったところが「入社3年塾」が他のありきたりなビジネス書と一線を画しているところだと私は感じました!

愛着障害、発達障害、パーソナリティ障害にも言及されている

一昔前なら「変な人で終わった話」が、今では、

  • 愛着障害
  • 発達障害
  • パーソナリティ障害

のように専門的な知識を得た上で対応することが、組織を生き抜いていく上で必要になってきています。

もし上記の知識がなければ、上司がパワハラやモラハラだった場合に「自分だけに非を求めてしまう、自分を必要以上に責めてしまう」ことにつながるからです。

このことはまだ世間の認知度は低く、特にビジネスの入門書で書かれているのは「入社3年塾」くらいだと思います。

また、上記のことは「上司や同僚、部下」が対人面で問題を起こしやすいというケースだけでなく、自分がそういった傾向にある場合もあります。

その際にも、次の対策を考える上で、まずは「入社3年塾」が参考になると思います。

まとめ

新卒で新入社員として入社して、これから初めての3年を経験する方ではなく、20代後半や30代以上の方で仕事で成長できていなかったり、組織での人間関係に悩んでいる方にもぜひ読んで頂きたい内容です。
 
その際は例えば、「たかが報連相」などと思わずに、どうして報連相が必要なのか?適切にされないと相手がどのように感じるのか?
 
など初心にかえって読むと、この本の効果がさらに増してくると思います!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る