<第二新卒の転職>履歴書の書き方

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第二新卒履歴書の書き方

入社3年未満の第二新卒の方が転職する際、履歴書はどのように作成すれば良いのでしょうか。

第二新卒でまだ経験に自信が無いから、履歴書がうまく書けるか心配です。
第二新卒には「経歴が短い」というハンデがありますが、ポイントを押さえて履歴書を一緒に作成してみましょう!
 
基本的なルールやマナーを守って作成されているかも、とても重要なポイントです。
 
記入例(サンプル)を交え、詳しく説明していきますね!

JIS規格の履歴書は避けて

履歴書の用紙やテンプレートを選ぶとき、ただ何となく選んでいませんか?

最もスタンダートな形式のJIS規格の履歴書は、第二新卒の転職希望者は避けた方がベター。
 
理由は、JIS規格履歴書の学歴・職歴欄が大きく、経歴が少ない方が使用すると見た目がスカスカになりやすいためです。

内容が薄そうな印象を採用担当者に与える恐れがあるので、要注意なのです。

何となくJIS規格が安心と思っていたけど、万人向けじゃないんですね!
どんな履歴書なら良いのかしら?
「経歴」欄の面積がJIS規格より狭く、その代わりに「趣味」「特技」「志望動機」「自己PR」欄などの面積が広いものを選んで下さいね。

時々、就職活動で使っていた大学名が印刷されている履歴書用紙の残りを使う人がいるのですが、常識を疑われますので絶対にNGです。

履歴書記入例・サンプル

履歴書サンプルの、転職太郎さんは大学新卒で大手ハウスメーカーに就職し、リテール営業として2年の経験を持っています。

住宅という人生での大きな買い物に携わることに、非常にやりがいを感じている太郎さんは営業成績も良好ですが、クライアントとより長く付き合っていきたいという希望を持つようになり、生命保険会社の営業職への転職を希望しています。

履歴書記入例サンプル

では転職太郎さんの履歴書を例に、解説を進めますね。

記入例内(1)基本情報は正確さが問われる

何となくさらっと記入してしまいがちな部分ですが、ここではとにかく正確に適切な情報を入れることに注力して下さい。

履歴書基本情報

日付

履歴書上部のXX年XX月XX日 現在、という部分ですが、これは記入した日ではなく、提出日を示します。

  • メール送付なら送付した日付
  • 郵送なら郵便局から発送した日付
  • 手渡しならば渡す当日の日付

を、記入して下さい。

また、履歴書内に和暦と西暦が混在しているとみっともない印象になります。

学歴・職歴は和暦で記入するのが一般的ですので、これに一致させて、日付も和暦で記入するのが無難です。

年号も忘れずに記入しましょう。

ふりがな・フリガナ

項目に「ふりがな」と書かれている場合は、ひらがなで記入し、「フリガナ」と書かれている場合は、カタカナで記入します。

基本的なことですが、うっかりミスしやすい箇所なので気をつけて下さいね。

氏名の字体

氏名に旧字体が含まれれる場合、手書きの場合は旧字体で書きます。

電子ファイルで提出する場合、旧字体が文字化けを起こすことがありますので、その場合は常用漢字に変換をして作成し、提出時に先方へ事情を伝えるようにします。

生年月日

日付の項目に合わせ、和暦で年号と一緒に記入します。

提出時の満年齢を記入するので、記入してから提出するまでに誕生日を迎える場合などは注意が必要です。

住所

必ず都道府県名から書きます。

集合住宅に住んでいる場合、マンション名や部屋番号まで略せずに記入して下さい。

連絡先

日中でも連絡が取れる連絡先を記入します。

自宅に固定電話が無い場合は、携帯電話番号のみでも問題ありません。

メールアドレスは、実は要注意ポイント!
 
幼稚な印象や、ふざけた印象を与えそうな携帯アドレスの方は、記載を控える方が無難です。
ぎくー!!
でもそういう場合は、どうしたら・・?
Yahoo!メールや、Gmailなどのフリーメールアカウントを転職活動用に取得して、ごく無難なアドレスを作成すると良いです。
 
その場合、携帯電話でも受信できるように設定するなど、見落としが無いように工夫を!

写真

基本情報の中でも特に重要なのが写真です。

提出日から直近3ヶ月以内に撮影したカラー写真を使用します。

安価なスピード写真ではなく、プロに撮影してもらうことをオススメします!

 
写真を撮るときの注意点は次の通りです。

  • 必ずスーツを着る
  • 前髪が顔にかからないようにする
  • 化粧は控えめにする
  • 髪色が派手な場合は、落ち着いた色味に染めておく
  • 髪は寝癖、ハネなどが無いようにセットする
  • 口角を上げる

記入例内(2)学歴欄は正式名称を必ず書くこと

履歴書サンプル学歴

基本的な書式

記入例のように、まず1行目の中央に学歴と書き、改行してから学歴を記載します。

和暦で年号と共に記入するのが一般的です。

学歴はどこから書くか

学歴は一般的には高等学校あたりから記入することが多いのですが、職歴の少ない第二新卒者の場合は、学歴を中学校から記入することで、空白を埋める手を使ってもOKです。

ただし中学校は卒業年次のみでOK。

入学と卒業両方の年次を書くのは、高等学校以上の学歴と考えて下さい。

学校名、学部、学科は略さずに

○○中学、○○高校などと略さずに、必ず正式名称で記入します。

大学や短期大学、専門学校などは、学部や学科、コースなども正確に書いて下さい。

入学年度だけでなく、卒業年度の行にも、学部、学科、コースまでを同様に書きます。

PRできる材料は必ず書いておく

例えば、大学の研究室が有名で、しかも志望する職種に関連しているような場合は、良いPR材料となります。

該当する場合は、学歴欄に(○○○研究室)などと追記してみて下さい。

職務経歴が短い第二新卒の場合は特に、学生時代のPR材料も余すこと無く記入すると、内容が充実して良いと思います。

記入例内(3)職歴は空白をなるべく埋める

履歴書サンプル職歴

基本的な書式

学歴同様に、まず中央に職歴と書いて、改行してから書き始めます。

最後の行の右端に、以上と書いて終わりです。

和暦を用いて年号とともに入社、退社の年月を記載します。

企業名は正確に、略さずに書く

こちらも学歴同様に、(株)などと略さずに、正式名称を正確に書きます。

旧漢字など、字体も正確に、を心がけて下さい。

非正規雇用の場合の書き方

正社員での勤務の場合は書く必要がありませんが、非正規雇用での職歴だった場合は、「契約社員として入社」、「派遣社員として入社」というように、雇用形態を明記します。

派遣社員だった場合は、派遣元企業と、派遣先企業が明確にわかるように書く必要があります。

第二新卒でもスカスカに見せないテクニック

入社と退社だけを書くと、職歴欄が貧相になってしまうのよね。
記入例でも一部示したように、以下のようなテクニックを使ってみて下さい。
 
少しでも充実した内容に見せることが大事です。
  • 会社の事業内容、規模を記入する
  • 配属先を記入する
  • 業務内容を簡単に記入する
  • 昇進・昇格があれば記入する
履歴書上でも何をしてきたのかが具体的にイメージできるような内容にするとアピール力が増しますね。

記入例(4)資格・免許は関連するものに絞る

履歴書サンプル資格免許

資格・免許の欄には持っているものを網羅すれば良いものではありません。

「応募する職種で役に立つかどうか?」を判断基準にして取捨選択をしてから、書くようにします。

難易度の低いものは書かない方が良い

例えば英検3級など、取得難易度が低い資格を書いても、幼稚な印象を与えてかえって損です。

履歴書に書くなら、TOEICは最低でも500点くらいは取っておきたいもの。

外資系企業であれば、職種にもよりますが最低700点くらいが目安となります。

趣味関連の資格はここには書かない

例えば、そば打ち資格認定(日本蕎麦准学士)を持っている場合、これは趣味性が強いものなので、資格・免許欄ではなく、趣味・特技欄に書くようにします。

勉強中の資格などは、特記事項でPRを!

第二新卒にオススメなのが、勉強中の資格などについて特記事項でPRをする方法です。

記入例でも最後の行に勉強中の資格についての記載がありますね。
 
次の仕事に役に立つ内容のものを、勉強していることを書いて、熱意を伝えてみてはいかがでしょうか。

記入例内(5)志望動機は3つの要素を盛り込む

履歴書サンプル志望動機

  1. 自分は何ができるか
  2. その企業で何をしたいか
  3. なぜその企業でないといけないのか

志望動機にはこの3つの要素を必ず盛り込みます。

企業はその人材を採用することで何らかの成果・利益を出してもらうことを期待しているわけですから、本人の志向や希望と方向性がマッチしており、実現が可能かどうかを推し量りたいと考えています。

志望動機欄でやりがちな失敗その1

第二新卒に多い失敗に挙げられるのが、「充実した教育体制に魅力を感じました。」といったことを志望動機として記載してしまうこと。

教えてもらおうとする受け身の印象や、学生っぽさが抜けない印象などを与えかねません。

また女性に多いケースでは、時短勤務制度や、育児支援に関する制度などについて、魅力を感じたといった内容を志望動機に記入する人もいますが、これも避けた方が良いです。

採用側が志望動機欄で、本人にとって都合の良い部分を知りたいわけでは無いからです。

勤務条件や教育体制も魅力の一つであることは間違い無いけれど、自分のメリットだけを考えている人物という印象を与えてしまわないように配慮が必要ね。

志望動機欄でやりがちな失敗その2

「貴社の事業内容に魅力を感じ・・」
「貴社の将来性に魅力を感じ・・」

何だかどこかで見たことがあるような表現ですよね。

これでは事業内容のどこに魅力を感じたのかわかりませんし、なぜ将来性があると感じたのかもわからないため、「企業研究をしっかりやっておらず、本気度が低い」と見なされてしまいます。

企業研究をしっかり行うことで、より具体的で説得力のある志望動機を書けるようになります。

記入例内(6)自己PRは個性・長所のアピール

履歴書サンプル自己PR

過去の経験や、自身の個性・長所をアピールする項目です。

応募する企業が求めている人物像をイメージして、「この人なら貢献してくれそうだ」と思われるように書くことがポイント!

「何でもがんばります!」といった、ただの熱意アピールではなく、「どのような場面で、どのように力を発揮できるか」を具体的に記述することで説得力を増すことができます。

第二新卒の立場では、「そんなにアピールできることが無い」と感じる人も多いと思います。

それでも今までの仕事の中で、目標達成に向けて努力や工夫を重ねてきた経験は必ずあるはず。

これまでにどのような工夫をして、どのような効果が得られたでしょうか。

ぜひ思い出して書き出してみて下さい。

具体的なエピソードに、数字も盛り込んで具体化することが重要です。

記入例内(7)趣味・特技欄は話のきっかけを意識する

履歴書サンプル趣味特技欄

面接で、面接官との会話のきっかけになることも多いのが、趣味・特技欄です。

趣味・特技欄については3点、注意次項をお伝えします。

 

  1.  多趣味であっても、全てを書くことは避ける。
  2. ギャンブル要素の高い趣味については言及を避ける。
  3. 仕事に影響しそうと思われるような趣味を書くことは避ける。

パチンコ、競馬、麻雀などギャンブル性の高い娯楽や、大陸横断バックパッカー、バンド活動、などといった時間のかかる趣味は、懸念材料とされる可能性があるので、記載は避けておく方が無難です。

記入例内(8)本人希望欄は必要最低限に

履歴書サンプル本人希望欄

本人希望欄

第二新卒に限らず、本人希望欄に待遇や勤務地、勤務時間などについてあれこれと細かく書くことはあまり良い印象にはつながりません。

原則としては、
貴社規定でお願い致します。」または「貴社規定に従います。」と記入します。

介護等の事情で勤務時間に制限がある場合は、以下のように状況を明示します。
(例: 同居の母が要介護状態であるため、午後8時以降の勤務が難しくなっております。)

在職中の場合は、入社可能時期についても書いておくと良いと思います。
(例:平成◯◯年◯月◯日より就業が可能です。)

通勤時間

片道90分を超えるような遠隔地からの応募の場合は、転居をする意志があれば記載する方が印象が良くなります。

その場合は、「内定後、速やかに転居可能。」と書いておけばOKです。

配偶者の有無、扶養義務の有無・人数

例えば彼氏や彼女と同棲していて、結婚の予定がある場合なども、ここでは「無」でOKです。

籍が入っているかどうかを判断基準にして下さい。

履歴書の添削・指導は就職支援サービスで受けられる

前項までで第二新卒向けの履歴書の書き方を解説しました。

各項目の書き方や注意点はわかったけど、実際に書類選考を通るような仕上がりになっているか、自分では判断が付かないわ。

作り慣れていない書類ですし、そう思うのも当然なことだと思います。
 
裏技として第二新卒向けの就職支援サービスを利用する方法を最後にご紹介しますね。

就職支援サービスとは、厚生労働省の許可を得た職業紹介事業者によるサービスで、簡単に言うと、就職を希望する方に、希望条件にマッチする求人企業を紹介し、入社に至るまで全般的なサポートをしてくれるものです。

<就職支援サービスの流れ>

就職支援サービス

履歴書の作成指導・添削も受けられることはもちろん、本人希望欄に書きにくい待遇や勤務条件についての確認や交渉をしてもらえるのがオススメポイントです。

就職・転職活動全般でサポートを無料で受けられるのでぜひチェックしてみて下さいね。

第二新卒の転職・就活におすすめの転職エージェント

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