子供が出来たら異業種へ転職するチャンス!?ワーママに聞く異業種転職のメリット

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さまざまな事情から転職を考えるワーキングママはたくさんいます。

 
あえて今までとはまったく違う職種・業種へ転職するママたちも多くいますが、それはなぜなのでしょうか?

「せっかく転職するなら異業種へ!」
「ぴったり合う条件の企業が今までとは全然違う職種だった」
など異業種への転職にもいろいろな状況や理由があると思います。

異業種へ転職した後はどのようなやりがいや大変さを感じているのか、実際に異業種転職を成功させたワーママに聞いてみました。

経理事務から編集アシスタントへ

妊娠を機に、新卒から10年間務めた会社を退職。
ずっと経理事務だったこともあり、同じ業種の方が転職が有利とは思いながらも、思い切って長年携わりたいと思っていた編集業務へ転職を決意したママをご紹介します。

Q1.なぜ異業種に?

理由になっていないかもしれませんが、退職してから何年かブランクがあり、そこで考える時間があったからだと思います。

ブランクができたことで、「経理で探さなきゃ」という思いも薄れ、「やってみたかったことにチャレンジするのもいいかも」という思いが徐々に強くなっていった。退職後すぐに転職していたら、「経験があったほうが有利」という考えが強かったので、同じ経理畑に行っていたと思います。

Q2.異業種へ転職するための準備は?

「校正のやり方」など、編集業務に関する本を何冊か読みました。「校正」の通信教育にも申し込んだのですが、それは途中で挫折(笑)

ある程度知識を得たら、「後はやりながら覚えていけばいいや」と腹をくくりました。

異業種とはいえ、社会人経験が長いと、心に余裕ができるというか、肝が据わるというか…

Q3.異業種に転職してみてよかったこと、大変なことは?

あくまでアシスタントですが、校正などで自分が発見・指摘したところが生かされて記事になるが嬉しいですね。まさにやりたかったこと!

週5勤務ですが、10時~16時なので、忙しすぎずちょうどいい働き方だと思っています。

大変なこと…強いて言えば、一緒に仕事をしている正社員編集者の人が、私より一回り以上若くてお互いちょっとやりづらい、というくらいですね(笑)

〔Tさん、編集アシスタント、子ども13歳、6歳〕

バリバリの営業から、地元で公文(くもん)の先生に

外回りが中心の営業をバリバリこなしていたママ。
子どもが小学校に上がるタイミングで、教育に関われる、かつ在宅でできる仕事をしたいと思い、公文の先生になったそうです。

Q1.なぜ異業種に?

大学の頃、学校の先生になりたいと思っていたのですが、教職を取り損ねてしまって…

卒業後は教育とはまったく関係のない、メーカーの営業へ就職。残業も多く、保育園は19時半まで預かってくれますが、学童から帰って来る時間には到底帰宅できない、どうしよう…と思っていました。

そこで、小学校へ上がるのを機に、教育や子どもに関われて、かつ在宅でできる仕事に転職しよう! と思ったんです。

Q2.異業種へ転職するための準備は?

資格を取る時間はなかったので(気持ちの余裕もなかった…)、無資格でもできる仕事を探しました。

ちょうど、保育園で同じクラスのママが公文教室を開いていたので、そこで手伝うところからスタート。並行して、公文教室を開くための説明会にも通いました。

資金始め、正直不安なことはたくさんありましたが、いろいろ聞けるママも身近にいたので、手伝いを始めてから2年後に、割と苦労なく自宅で公文教室を開くことができました。

Q3.異業種に転職してみてよかったこと、大変なことは?

いまだに「先生」と呼ばれるたびに嬉しくなってしまう毎日を過ごしています(笑)

教育に関わる仕事に就けたし、何より自宅でできる仕事なので、子どもを「おかえり」と迎えられる。

また、週3日なので、1週間の間に「オンとオフ」がしっかりできるんです。

子ども相手なので、予想外のことが起きたり、ケンカの仲裁をすることもしょっちゅう…営業の時には経験しなかった「大変さ」はありますが、営業で培った根性と「営業スマイル」を武器に、子どもたちの成長を身近に感じながらやりがいを持ってできる仕事だと思っています。

〔Hさん、公文教室室長、子ども10歳、7歳〕

ワーク・ライフ・バランスを求めて異業種へ

前職は、出版社で雑誌の編集を担当。

クリエイティブな仕事にやりがいを感じる一方、残業時間が多く、育児・家事がぜんぜんできなくなることへの不安と罪悪感で退職。

生命保険の営業に転職したママを紹介します。

Q1.なぜ異業種に?

前職では雑誌の編集をしていましたが、繁忙期は毎日終電、子どもは私の母に頼りきりでした。

他部署に異動も考えたのですが、どこも繁忙期は同じような感じなので、思い切って退職。

「生命保険会社に行きたい!」という前向きな転職ではなく、ワーク・ライフ・バランスに重きを置いた結果、まったく未知の世界だった生命保険会社の営業職に転職することになりました。

Q2.異業種へ転職するための準備は?

保険会社の営業に転職した学生時代の友人が「研修がしっかりしているから、事前準備はほぼしなくて大丈夫」と言っていたので、あまりしませんでした(苦笑)

でも、保険の仕組みくらいは分かっていないと話にならないので、それは本やネットで少し調べましたね。

Q3.異業種に転職してみてよかったこと、大変なことは?

週4日、9時半~16時の契約社員で、前月に次月のシフトを出すので、子どものイベントにも合わせやすいし、ママさんが多いので、子どもが急病で休む時にも割と寛容

育児・家事ができない! というストレスから解放されました。

人見知りなので、最初は「お客さま相手」メインの仕事に抵抗がありました。突っ込まれたり、クレームを言われたりすると顔に出てしまったり(笑)慣れるまでが大変だったかな…

〔Aさん、生命保険営業、子ども4歳〕

知っていますか? ママたちの異業種交流会

実際に異業種に転職したママたちの体験談をご紹介しました。
 
とはいえ、ネットや新聞などの情報だけで、今までと全然違う世界に飛び込むのは不安ですよね。
そんな方におすすめなのが「ママたちの異業種交流会」です。
 
実際に働くママたちの生の声を聞ける、ワーママのリアルな情報を知ることができる、充実した会ですよ!

どんなイベント?

ワーキングママたちが集まる「ママ異業種交流イベント」です。

ポイントは、参加者同士の雑談が中心ということ。情報交換だけでなく、「仕事と子育ての両立」などの悩みもざっくばらんに話せる場でもあります。

託児所付きで、子連れでもゆっくり話ができる会場もありますよ。

どんなワーキングママたちが集まるの?

転職を考えているママや、現在の仕事に行き詰まって悩んでいるママ、育児休業中のママたちが集まっているようです。

参加する価値はある?

あると思います!

いわゆる「ママ友」同士で集まってしまうと、主に子どもの悩みだけで終わってしまいますが、このイベントは企業におけるダイバーシティの考え方について議論したり、現場で働くママの突っ込んだ話も聞けますし、働く上でのスキル・必要な資格などの情報も得られます。

また、「働く上での育児・ライフワークバランス」の悩みなども聞くことができ、「辛いのは自分だけじゃない、みんな頑張っている」という励みにもなるかもしれません。

ネットなどで「ママ 異業種交流会」のワードで調べるといくつかヒットするので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

転職を考えるとき、どうしても「今までの業種で探したほうが転職しやすい」「同じ業界の方がスライドしやすい」と思ってしまいがち。

確かにそうかもしれませんが、せっかく思い立った転職。思い切って異業種に飛び込んでみるのもいいかもしれません。

もちろん、自分ができる仕事かどうか、家族との時間が取れるか、など熟考したうえで、です。

異業種に転職した後も、前職で得たスキルや人脈などが存分に生かせるというケースも多いです。

異業種だからこそ、ママになってからの転職だからこそ、「ずっと楽しく続けられる」仕事に巡り合えるかもしれませんよ。

田崎美穂子
20年近くお堅い出版社で正社員として、主に編集を中心とした業務を担当してきました。 退社後すぐにフリーランスになり、ママ友ネットワークと3児の母である経験を生かし、ワーキングマザー向けの記事を執筆。最近は、美容関係・受験関係の記事も多数執筆しています。
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