ワーキングママへ。子どもに罪悪感を覚えたときに思い出してほしい3つのこと

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ワーキングママに罪悪感はつきものです。
特に子どもに対しては申し訳ない気持ちが湧き、「子どもに寂しい思いをさせているのではないか」「働くことが子どもにマイナスになるのではないか」などと考えたことが一度はあるのではないでしょうか。

私もそのひとりです。
今回は、この罪悪感を減らすために私がいつも意識している3つの考え方を紹介します。

共働き家庭で育った立派な人はたくさんいる

現在のママ世代が子どもだったころは、専業主婦世帯がスタンダードでした。自分はワーキングママだけど実母は専業主婦という人は多いのではないでしょうか。

自分が子どもだった頃と比べて一緒にいられる時間が少なく心配になったとき、ぜひ試してほしいことがあります。
それは、共働き世帯で育った同世代の友人を思い浮かべること

彼ら、彼女らは、母親と一緒に過ごした時間は短かったかもしれません。でも今は立派な社会人や親となって活躍しています。

私のある友人は共働き家庭で育ち、ご両親はおじちゃん、おばあちゃんになってからも現役。もちろん彼女もワーキングママです。
優しく真面目な彼女を見ていると、母親が仕事をしているだけで子どもの成長に悪影響があるわけではないと改めて思います。

逆に、専業主婦世帯で育てば立派になれるとも限らない。私がまさにそうです(笑)。

退職してもネガティブな感情が消える保証はない

「仕事をしている=子どもに申し訳ない」であれば、仕事を辞めればすべて解決するのでしょうか。
おそらく、別の罪悪感や生きづらさが生まれるはずです。

仕事を辞めると、当然ながら世帯収入は激減。
「稼ぎがなくて申し訳ない」と、夫に対して引け目を感じてしまうかもしれません。
「仕事を辞めなければ、子どもの将来のためにもっと貯金ができたのに」と後悔する可能性もあります。

お金が全てではありませんが、金銭面の余裕が生活の選択肢を増やしてくれるのは事実。経済力は、精神的な安定にもつながります。

さらに仕事にやりがいを感じていた場合、辞めたときの喪失感もかなりのもの。
これがこじれると、子どもの“ため”に仕事を辞めたはずなのに、子どもの“せい”と思ってしまうリスクがあります。

こんなマイナスな感情が、子どもに良いわけがありません。

仕事と家庭のバランスに悩んだら、現状維持か家庭に入るかの二者択一ではなく、転職、パートへの転換、起業など、働き方を変えることも視野に入れてはいかがでしょうか

私は、子どもとの時間を考えてフリーランスという道を選びました。収入は減りましたが、満足度は高いです。

動物界ではワーキングママがデフォルト


「動物でも子育てができるのに、最近の母親は仕事ばかりしてけしからん」
「子育てに喜びを感じるのはメスの本能だ。それができないのはおかしい」

動物と比較してワーキングママを批判する声を何度も聞いたことがあります。確かに、子どもに母乳あげたり敵から必死に子どもを守る動物の姿は美しいものです。

でも最近、息子の動物図鑑を読み、多くのメスは子育てをしながらエサの調達(人間で言うなら仕事)をしていると知りました。

たとえばチーターは時速100キロ超で走れることで有名ですが、実はそんな高速で狩りをするのはメスがほとんど。なぜなら子どもを養っているため、必死で大量の食糧を調達する必要があるからです。
一方オスは子育てに参加せず自分の分だけ確保できればいいので、小動物などを地味に狩っているのだとか。

ホッキョクグマも、メスが子どもの分まで狩りをします。オスはノータッチです。
ライオンにいたっては、メスは狩りをし、オスは縄張りで子どもを守りながら留守番。まるで主夫ですね。もちろん縄張りをめぐって別のオスとの争いがあったりと、平和ではありませんが。

子どもを育てるとは、身の回りの世話やしつけをするだけではありません。
生きるための糧を得ること(動物ならエサ、人間ならお金)も含まれます。

お金を稼ぐことは子育ての一環。

そう考えると、必要以上に罪悪感を覚えなくなります。

「母親=子育てに専念」はつい最近生まれた概念

そもそも働くことに罪悪感を覚える原因は、3歳児神話(3歳までは母親がつきっきりで養育しないと成長に悪影響が出るという考え)など、「子育ては母親がやるべき」という考えが根強く残っているからです。

でも実は、専業主婦という立場が生まれたのは今の祖父母世代が現役だったころ。その前は、女性は農業などの貴重な働き手でした。
地元の郷土史の書籍にも、昭和1桁の時代に農家の子どもを集めて集団保育をしている様子の写真が掲載されています。現在の保育園と同じですよね。

現在は共働き世帯が専業主婦世帯を上回り、価値観が変革しつつあるとき。
まずはその真っ只中にいることを理解しましょう。

そのうえで、仕事を続けるにせよ辞めるにせよ、周囲に流されるのではなく自分の意思で決めることが大切ではないでしょうか。

hirata
女性の活用・採用お助けライター
平田志帆
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正社員、派遣社員、契約社員、日雇い、フリーランス、専業主婦、DINKs、産休・育休など、あらゆる働き方・生き方をしてきました。さらに、ブラック企業への転職やリストラも経験。
これらをすべて肥やしにし、女性のキャリアを中心に執筆中です。その他の得意分野は歯科とバイク。
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